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もういくつ寝ると…♪

日付 2020年12月21日

どうもこんばんは、米谷です。

この度はかなり気が早いですが、御節料理を作りました!!

黒豆は子供の頃にすごく好きだったのを思い出しながら作りました。

…とはいえ重箱にも詰めていませんし、ちょっと見栄を張っていますが、殆ど普段の冷蔵庫の中身でそれっぽく作ってみただけです(笑)

 

ちなみに、もともと御節料理は節句の祝日に神様にお供えする料理でした。

節句とは中国から伝わった暦の風習で、主に奇数月日が重なる日に節目をお祝いします。

33日の桃の節句や、55日の端午の節句などですね。

特に一年の節目として重大な正月には、かまどの神様に休んで頂くという意味や、毎日家事をこなす主婦にも休んで貰うという意味もあって、保存の効く料理が中心となっています。

本来の御節料理は重箱に詰める形で、上段は黒豆や伊達巻などの甘いもの、中段は鰤や鯛の焼き物や紅白なます・酢だこなどの酢の物、下段は季節の野菜を使った筑前煮、というのが一般的ですが、時代や地域によっても大きく変わるようです。

これらの料理には全て意味が込められていて、今回私が作った料理だけでも

・黒豆=マメに働けるように。

・栗金団=勝ち栗、お金が貯まるように。

・蓮根=(穴が多いことから)見通しの効く1年を過ごせるように。

・伊達巻=(形が巻物に似ているので)学業成就を願って。

・昆布巻=よろこんぶ(喜ぶ)の語呂合わせ。昆布は「広布(ひろめ)」とも呼ばれることから、繁栄を表す縁起物。

・里芋=(小芋を沢山つけるので)子孫繁栄を願って。

・海老=腰が曲がるまで長生きできるように。

・田作り=(カタクチイワシは田の肥料にされていたことから)豊作を願って。

・かまぼこ/紅白なます=赤は魔除け、白は清浄を表す縁起物。

こんなに沢山ありました!!

他にも、数の子は子孫繁栄、めでたい(鯛)など調べれば本当に沢山の意味があることが分かります。

毎日何気なく「食べる」という行為をしていますが、お正月には食材ごとの意味を噛み締めながら、ゆっくり御節料理を頂くのも良いですね~

 
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