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カメムシ大量発生

日付 2020年10月26日

どうもこんばんは、米谷です。

夏ごろから最近にかけて、カメムシ大量発生というニュースをよく耳にしますね。

今年初めの冬が記録的暖冬であった影響で、越冬できたカメムシが多かったようです。

果樹園被害ではチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシが特に多く、ブドウやモモ、柑橘類の果汁を吸って果物の商品価値を失くしてしまいます。

一方、今頃から冬にかけてよく見られるのは茶色いクサギカメムシです。

洗濯物には小さくて丸いマルカメムシもよくくっついていることがあります。

↑写真だと苦手な方もおられると思ったので、イラストを描きました。

臭くて嫌になってしまいますが、カメムシ達に悪気はないので

カメムシ注意報が出ている時は外に洗濯物を干さない方が良いかも知れませんね。

多くのカメムシは夜行性なので、夜に洗濯物を干すのも要注意です。

ちなみに皆さんはカメムシは何の昆虫に近い仲間なのかご存知でしょうか??

硬い体とブンブン飛ぶ様子が甲虫の仲間に見られがちですが、実はセミ等と同じ半翅類です。

口元がストローのようになっているところが共通していますね。

カメムシの中には、このストロー状の口で他の小さな虫を食べる、いわゆる「サシガメ」も数多くおり、これらの仲間はアブラムシ等を食べてくれるので、益虫として扱われていたりします。

同じカメムシといっても様々な側面があり、よく見ると美しい外見をしているので、個人的には好きな昆虫の一つです。

 
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